グループホームの運営に携わっていた頃、事業所が目黒区にあったので、ときどき所用でJR目黒駅周辺に出向いた。
「目黒駅は品川区なので、駅周辺施設からの税収は全て品川へ。目黒区は貧乏ですよ」と、区の関係者に聞いたのを覚えている。
さて、このお盆休みは、そんな懐かしの目黒駅へ。お目当ては庭園美術館と雅叙園の百段階段。受験生がいるので、今夏はこれが唯一の夏休み家族イベント。
東京都庭園美術館は、昭和8年に朝香宮邸として建てられ、アール・デコ様式の建物の空間を活かし、緑豊かな庭園が調和した美術館として昭和58年に開館しました。平成26年には新館が完成し、平成27年には本館、正門、茶室等が国の重要文化財に指定されました。
東京都歴史文化財団HP
庭園美術館は息子に教えてもらうまで、その存在すら知らなかったが、とても素敵なところだった。
目黒駅から徒歩数分とアクセスも申し分ない。手入れの行き届いた庭園や茶室。カフェもお洒落で、都の施設とは思えない雰囲気。
ちょうど、「フィンランドグラスアート展」を開催中。人は少なく、数多くの美しい作品をゆったり観賞できた。
「目黒区はJRの駅が無くても、こんな素敵な施設があるならいいじゃないか」と思いつつ、念のため美術館の住所を調べてみた。東京都港区白金台・・・