瓶詰めのフタが開かない!ついこのあいだも“ヘングステンベルグ”のザワークラウトと格闘しました。この瓶詰商品とは既に何度か戦いましたが、かなりの強敵。前回はベルトをフタに巻き付け、トルクを大きくしてなんとか開けました。
今回もまずは同じ方式を試しましたがダメ。それに、自分の握力が歳と共に低下していることも影響が大きい。もはや力づくでは無理か…。
結局フタに穴を開けました。引き出しからワインオープナーを持ってきて、とがった先端をフタのど真ん中にグサッ。
するとそこから空気が入り、瓶内の「陰圧」が解消。簡単にフタを回して開けることができました。
ちなみにこの「陰圧」、高温のまま瓶詰め(=ホットパック)するために生じます。中身が冷めると体積が小さくなるからです。
わざわざ熱いうちに密閉するのは容器やフタの内側を殺菌するため。食品会社の研究所にいた頃は、このホットパック方式で毎日のように飲料の試作をしていました。懐かしい。