姫路城にて

姫路城にて

普通列車を乗り継ぎ11時間23分かけて大阪に到着した翌日は姫路城へ。大阪から姫路までは、神戸、明石を経て新快速で約1時間です。

午前10時、改札口でA先輩と十数年ぶりの再会。Aさんは私がまだ国際事業の担当者として「駆け出し」だった20代の頃にヨーロッパにおけるプロモーション活動で大変お世話になった方。

ポルトガルやアイルランドなど当時進出間もなかった欧州市場におけるブランド育成に大いに貢献して下さいました。

今のお仕事は営業で姫路地区をご担当とのことで、姫路城を訪れたかった私には願ったり叶ったり。挨拶もそこそこに、お城へ向かいます。

駅のコンコースを出るやいなや、大きな通りが真っすぐ伸びたその先に姫路城の姿が目に飛び込んできました。その威風堂々ぶりに思わず「おぉー!」と声をあげてしまった。

ご存知のようにこの城は奈良の法隆寺とともに、日本初の世界文化遺産となりました。 シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれる姫路城は、Aさんによれば「地元の人々が愛してやまない存在」だと。

江戸時代に建てられた木造建築が修繕をしつつ、こうして今も維持され次の世代に引き継がれていることに驚きます。

築城から400年を超える歴史を刻むだけあって人々の心を引き付けるパワーは国も人種も問わないのでしょう、外国人観光客の多さにも驚きました。