今週前半の猛暑はこれまでに経験したことのない凄さだった。職場のある中野でも月曜日36度、火曜日35度…。
そして、水曜日にはついに私の平熱を越える37度に。この日八王子では全国最高の39.1度を観測したそうだ。
これは正に「命にかかわる暑さ」であり、無理は禁物。私も屋外の作業は最小限に留め、水分補給とこまめな休憩に努めた。
毎年訪れ、しかも年々厳しさを増す夏の暑さ。体力消耗、食欲減退、睡眠不足、熱中症リスク、電気代負担増…。
しかし、必ずしも悪い事ばかりではない。私が常々思うのは「暑いと他人とコミュニケーションがとりやすくなる」ということ。
たまたまエレベーターに乗り合わせた人に、炎天下に宅配荷物を届けてくれた人に、「暑いですね~」と一言発すれば対話の扉を開くことができる。
対話がはじまればその場の空気が和んだり、お互いを思いやる気持ちが芽生えたりして、心が少し温まる。心なら、いくら温まっても不快指数は上がらない。