近所の美容室に通っています。たぶん自宅の扉を出て1分くらいでお店の受付に着く、まさに目と鼻の先にあります。3カ月に2回くらいのペースで、かれこれもう10年に。
先日もお邪魔して髪を切ってもらったのですが、鏡に映る自分の姿をみて「ずいぶん髪が少なくなってしまいました」と苦笑い。
「歳をとると髪が細くなるので隙間が空いてくるんですよね…」と美容師さん。もう10年間も私の髪を切って下さっていますから、わが髪の衰弱ぶりは百もご承知です。
それでも側頭部や後頭部はまだ勢いが残っている感じですが、頭頂部の劣勢は認めざるを得ません。
「側頭部や後頭部は筋肉があって、それが時間の経過と共に弛んで下がってきますので、頭皮しかない頭頂部を下方に引っ張るのです。それで血行が悪くなりまして…」
頭のてっぺんが寂しくなるメカニズムをわかりやすく解説してくれました。「なるほど!そういうことなのか~」。で、対策は? とにかく血行を良くすることに尽きるようです。
いつもなら世間話に花が咲く愉快なひとときですが、今回は学びの時間となりました。