骨は折れていなかった

骨は折れていなかった

先週、母が再び自室内で転倒したとグループホームから電話があった。ちょうどテレビ台の角に頭をぶつけてかすり傷とたんこぶをつくったと。

大腿骨付近の痛みも訴えているらしい。「本日受診し、傷のほうは大丈夫でした。骨については明日、整形外科医を受診します。」とのこと。

この「大腿骨」はキーワード。高齢者はこの骨を折るケースが多く、結果、入院→筋力低下→自力歩行できなくなる→寝たきり という道を辿るのだ。

とにかく「折れていませんように…」と祈りつつ、翌日の電話を受けた。レントゲン検査の結果、幸い骨折はしていなかったとのこと。

ただ、本人は痛いと言うらしい。筋を違えたか、打撲の影響か…。いずれにせよ、しばらく車椅子生活で様子をみながら自力歩行に向かわせるそうだ。

前回転倒したのは今年の1月末だから(参照:骨が折れていた…2023-02-04)、僅か4か月で再びバランスを崩したことになる。

今回は何とか事なきを得て一安心だが、母の身体機能は着実に低下していることを改めて思い知らされた。