コロナ禍ですっかり定着したマスク着用。特に日本のマスク着用率はきっと世界一ではないでしょうか。
公共の交通機関ではもちろんのこと、オフィスや会議室、デパートやスーパー等々どこへいってもマスクをしていない人を見かけることは殆どありません。
私は今年から新たに某ボランティアグループに参加しているのですが、毎月の定例会ではもちろんマスク必須。
そのため、皆さんの素顔をこれまで一度も一人も見たことがありません。自己紹介の時から今までずっと“ウイズマスク”です。
コロナ禍に入学した大学生たちが、ずっとオンライン授業で仲間と直接会う機会がなく、友達が出来ないと嘆いていました。
それは誠に気の毒な話ですが、一方でオンラインなら素顔は知ることができるという点で、「マスク顔」しか知らない私たちのケースと「いい勝負」かも。
ずいぶん前に「〽メガネは顔の一部です だから東京メガネ～」というテレビコマーシャルが流行ったことがありますが、今や「〽マスクは顔の一部です～」になりました。
ここまで来ると、ボランティアの会の皆さんの素顔を見るのも、自分の素顔を披露するのも何だか躊躇してしまいます。
マスクを外す時がこのまま未来永劫こないで欲しいと心ひそかに思っているメンバーは、たぶん少なくないでしょう。