久しぶりの都庁。庁舎内にある運転免許センターで免許の更新手続きに行ってきた。
暑いさなか新宿駅西口から10分歩くのは少々気が重かったのだが、途中から「動く歩道」があり意外と楽だった。最後に都庁に来たのはたぶん５年前の更新時だ。
当時の記憶を頼りにエスカレータを上がり、後方に進もうとしたところで警備員に呼び止められた。「免許の更新ですか？」「はい」。それにしてもどうしてわかったのか？
「ここは第一本庁舎です。免許センターは第二本庁舎になりますので、あちらの扉を出ていただいて…」と親切に教えてくれる。
迷っている様子など微塵もなかったはずの私を呼び止めるということは、私と同じようにこのエスカレータを間違えて上がってくる免許更新者が多いということか。
手続きは熟練職員たちの手によって滞りなく進む。まるで、ベルトコンベヤーに載せられたような気分だ。懸案の視力検査も無事クリアした。
講習と称する20分程の動画を見終えて全工程が終了。新たに5年間有効の免許証を受け取り、無事ベルトコンベアーから降ろされた。