日本で最初のコロナ感染者が見つかって今月15日でちょうど3年になるそうです。長かったような、短かったような…。
私はちょうどそのど真ん中、つまりコロナ禍になって1年半くらいのところでライフシフトすることを決めました。
思えばこの決断をするに際してコロナ禍が背中を押したことは否めません。社会・経済活動が停滞する中で「一時停止するなら今が好機」という心理が間違いなく働きました。
もちろん、それ以外にも様々な背景や経緯があってのことではありますが、やはり大きな決断には「最後の一押し」と申しますか、そういった「トリガー」がつきものだと思います。
それはさておき、心から気の毒だと思うのは3年前に中学や高校に進学した生徒たちです。中学時代、あるいは高校時代がまるまるコロナで覆いつくされてしまいました。
ただ、敢えて極端なことを言えば、私たちの親の世代は戦時下で学徒動員まであったことを思えば、緊急事態宣言下での行動制限など比較になりませんけれど…。
私たちの親の世代は戦争、子の世代はコロナという「若き日々の試練」を受けている。それに比べて、私たち世代の若き日々はなんと恵まれていたことか…。