今日は都民の日、思い出すのは井草八幡宮のお祭りです。昔から例大祭が毎年9月30日と10月1日に開催されてきました。
私は桃井第四小学校に通いましたので、例大祭は「学校の隣にある神社のお祭り」ということで、一年で最も楽しいイベントの一つです。
一方で、この日は「赤い羽根の共同募金」活動もやらなければなりません。吉祥寺にあるボーイ(カブ)スカウトに所属していまして、そこでの年中行事です。
吉祥寺駅から続く“サンロード”商店街に仲間と立って「ご協力おねがいします!」と声を張り上げていました。
募金活動が終わると小銭を握りしめて、一目散にお祭りへ。限られた予算の中で、何におカネを使うか、子供なりに随分考え、ワクワクしながら遊んでいました。
まだモノが少なかった時代、射撃やクジの景品が子供心に大変魅力的でした。自分はヨーヨーしか持っていないのに、プラモデルを射止めた友達がいたりして実に羨ましかった。
金魚すくいや亀釣り、ひよこ吊り?など、生き物をゲットできるゲームも今より多くあったように思います。
そういえば「うちにいるニワトリ、お祭りのひよこが大きくなったんだよ」などといって自慢する友達がいました。
食べ物の定番はたこ焼き、焼きそば、綿菓子。ベビーカステラやりんご飴なども必ずありましたね。
コロナの影響でこうした縁日の風景はすっかりご無沙汰でしたが、ようやく今秋は夜店を楽しめる機会があるかもしれません。