がん検診

がん検診

今年もがん検診を東京衛生病院で受けてきました。幸いまだ悪いものが見つかったことはないのですが、それでも毎年ひっかかりやしないかと心配です。

肺はレントゲン、大腸は検便ですから特に負担は無いのですが、やっかいなのは胃のX線検査(バリウム検査)です。

バリウムという白くて不味い液体をごくごく飲みほして検査がはじまります。その前に発泡剤で胃を膨らましっ放しにしますので不快感が続き…

動く寝台に載って、右に左に身体を回せ、息を止めろ、等々 次々繰り出される命令に従って筋肉を動かします。途中、寝台が大きく回って逆立ち状態にも…

検査終了後はバリウムの排泄をするために下剤を飲みます。その後2~3日は白い便が出て…と、まぁとにかく大変な検査なのです。

この定期健診、ドイツに駐在しているときは、隣国オランダのマーストリヒトにある日系の医療機関に出向いて受検していました。

そこでは胃カメラを飲んだことも。ある年のバリウム検査で引っかかりまして、要精密検査ということで…

胃カメラは「地獄」でした。嘔吐反射でゲーゲーが止まらず…

あの時の苦しみは「筆舌尽くしがたし」です。幸い大事に至らなかったのですが、あのとき「二度と胃カメラを飲むまい」と心に誓いました。

あれからまだ一度も胃カメラを飲むには至っていません。有難いことに最近は医療技術も進歩しだいぶ楽になっているようです。今回もどうか再検査になりませんように!