手を振るように

手を振るように

毎週月曜日、朝刊の『読売歌壇』に掲載される短歌を楽しく読む。投稿される皆さんの実力の高さにいつも圧倒され、感心するばかり。もちろん、グッとくる作品にも多く出合う。今週響いたのは次の一首 

「黒板に大きく書かれたさよならを手を振るように消してゆく君」(宮園佳代美)

情景がパッと浮かんだ。その残像がいつまでも私の心に残る。

カテゴリー

かくと

かくと

「荻窪ラジオ」の神木各人(かみき かくと)です。私は国内外で33年間のビジネスマンライフを経て、今は荻窪を拠点にフリーランスとして活動中。「荻窪ラジオ」では、日々の暮らしの中で考えたことを思いつくままにつぶやいています。

関連記事