往復3万キロ

往復3万キロ

今年から青春18切符の旅をはじめたが、春に訪れた北関東と関西、そして今夏の伊豆と北信越を終えたところで、JRの合計乗車キロ数が3千キロを越えた。

ずいぶん長い距離を乗ったものだなぁと感慨に浸っていたら、甥っ子が「アルゼンチン往復3万キロの旅から無事帰国した」との連絡が届いた。

彼の鉄道愛は私とはケタ違い。3千キロとはひとケタ違う3万キロの距離を移動して地球の裏側まで行き、異国の地で活躍する「27年前の東京メトロ丸の内線の車両」を見て来たという。(もちろん、旅の目的はそれだけではないでしょうけれど)

LINEに添付されていた写真を見る。そこには現役時代の「赤」の上から、「黄」を塗装した往年の車両が写っていた。

かつては「荻窪」や「池袋」と掲げられていた行先表示板には「J.M.de Rosas」というブエノスアイレスの町の名前。プラットホームを行く人々はダウンを着ている。そう、彼の地は冬の真っ只中だ。

きっとアルゼンチンだけではない。世界のいたるところで「日本のシニア車両」が活躍しているのだろう。それは、高品質、高性能でメンテナンスも行き届いている証拠。いつの日か「日本のシニア人材」も…。