先週後半は久しぶりに関西へひとり旅。姫路で、大阪で、桜がずいぶん咲き始めていました。週末に東京へ戻ると、こちらの桜は既に満開。
天気は季節が逆戻りしたかのような寒さで、旅先も、東京でも桜雨（さくらあめ）。旅の終わり、東京駅についたところで、折角だから皇居の桜を見て帰ろうと思い立ち…。
ところが、駅構内は大混在で行く手を阻まれ、人波をかき分け、ようやく改札を抜けると、今度は駅前を観光客がせわしく行き交っている。
これでは「乾通りも人だらけかも」と思うや「桜熱」は急冷、おとなしく荻窪へ帰ったのが土曜日。
翌日曜日も雨でしたが、近所のお花見のスポットへ。今は誰も住んでいない「電源開発」の社宅に隣接する遊休地、知る人ぞ知る場所です。
かつては駐車場だったのでしょうか、車が20台は置けそうな敷地を取り囲むように、12本の桜が美しく花開いていました。
数十世帯は住めそうな建物が三棟、ずいぶん前から取り壊しを待っているようで、普段からこの近辺はあまり人が近寄らないところ。
きっと、社宅に人々が暮らしていた頃は、桜も毎年何かと忙しかったことでしょうけれど、今年もずいぶん暇そうにしていました。
天気予報によりますと、今週はお花見日和になりそうです。