ようやくコロナ禍も出口が見えてきました。ゴールデンウイーク明けの「5類」引き下げも決定。マスクのルールも個人判断になるとのこと。
一方で、高齢者のリスクは依然高く、それこそコロナが収まっても、インフルの流行は毎年来ますし、特に介護施設などでは気が抜けない毎日がこれからも続くかと。
私も高齢者施設の経営に携わっていたのでわかるのですが、こうした感染症のような突発的なリスクにも増して神経を使うのが常在リスクです。
いろいろありますが、中でも転倒は最も避けたい。なぜか?それは転倒が悪循環の起点になってしまうからです。
実は一昨日、母がベッド脇で転倒したとグループホームから電話がありました。レントゲン検査の結果、幸い骨折はしていなかったとのこと。
これがもし骨折していたら…。入院、数週間のベッド生活。そうなりますと高齢者の場合、筋力が低下して大抵歩けなくなり、車いす生活というステージに進んでしまうわけです。
転倒させないための対応は24時間365日。介護現場スタッフの皆さんには本当に頭が下がります。