一昨日「マイナポイント第2弾」について書きましたが、ちょうど同じタイミングで母宛に総務省から「マイナンバーカード交付申請書」が郵送で届きました。
封筒には「最大2万円分もらえるマイナポイント第2弾を実施中です。この機会にぜひマイナンバーカードを申請してください。」と印字されています。
中にはカードの申請方法に関する案内と必要書類が全て入っていました。手取り足取り、ずいぶん親切な話ですね。これなら、きっと誰でも簡単に手続きが進められます。
政府は未申請者をピックアップし、こうして申請を促すべく努めているのでしょう。それでもなかなか普及が進まないマイナンバーカード。未だ普及率は50%弱とのことです。
理由はいろいろあるのでしょうが、母の場合は認知症かつ施設中ということで申請していません。コロナで面会すらアクリル板越しなのに、そこでマイナンバー用に写真撮影したいと言うのも…。かといってヘルパーさんに撮影を頼むのは更に気が引ける。
それに、本人は受け取りに行けませんから、自分が代行することになります。代行となれば委任状が必要ですし、母の診断書も準備しなければなりません。
また、そもそも今後このカードを本人がどの程度使うのか?たぶん活用される機会はあまりないでしょう。そうなりますと2万円分のポイントを貰えるとしても、やはり重い腰はあがりません。
これは極論かもしれませんが、たとえば現在既に80歳以上の方々は、今さらカードを作らなくてもよいのではないでしょうか?
そうすれば約700万人が対象外になりますから、総務省の負担も経費も軽減。母数が小さくなって普及率も上がります。