音訳ボランティア

音訳ボランティア

先日久しぶりに会った知人から、音訳ボランティアの話を聞きました。そのために必要なスキルを習得すべく勉強中とのことで、もし機会があれば是非チャレンジしてみては?と勧められました。

音訳ボランティア? 初めて聞く言葉です。

音訳ボランティアとは、視覚に障害のある方のために、墨字(活字)で書かれている書籍や雑誌、広報誌、新聞などの内容を“音声にして伝える”ボランティアです。

同じような活動に「朗読」がありますが、「音訳」と「朗読」とは目的が違います。「朗読」は、読み手の解釈で感情を込めて読んだり内容を読み変えたりして、作品として仕上がったものを聞き手が鑑賞します。

それに対し「音訳」は、聞き手(視覚障害者)が情報を得るために利用するものなので、内容が正しく伝わるように、書いてあることを書いてある通りに読まなければなりません。

そのため、音訳ボランティアは視覚に障害のある方の「目の代わり」となって、情報を声で伝えることが大切になります。

音訳ボランティアは、音訳だけでなく、音訳されたものを校正したり、音声データを編集したりと、様々な活動を行っています。

日本視覚障害者団体連合ホームページより

彼女は地元図書館主催の無料講座を見つけて通い始めたそうで、週1回2時間程度の講座を受講中とのこと。面白さの反面、難しいことも多々有るそうです。

例えば、本の表紙の装丁も「音訳」するし、文中に出てくる図表についても全て音声に変換しなければならない。

しかも、そこに訳者の主観を交えてはいけないと…ちょっと考えただけでも、たしかに興味深いのですが、相当ハードルが高そう。

また、この技術を習得しても何か報酬につながる仕事があるわけではないそうです。あくまでボランティア活動が基本。そのため講習も無料なのですが、回を重ねるごとに脱落する受講者が増えていると言っていました。

さて、先日すぎなみ区報を見ていたら、なんと荻窪の中央図書館で音訳者養成講座の受講者を募集していました。来年1月から週1回で全10回のコースとのこと。定員10名で適性検査もあるそうです。

とりあえず申し込みをしてみました。ハガキで申し込むというスタイルに少し困惑。引き出しの奥からハガキを引っ張り出してきたら、郵便番号の記入枠が5桁しかありませんでした。