牛に引かれて善光寺参り 

牛に引かれて善光寺参り 

久しぶりに善光寺へ。3月とは思えない寒さ。長野の「平年並み」は、東京の寒さに甘やかされている身にはこたえる。

参道にある小さな建物の中に鎮座する牛の像を見つけた。牛と言えば天神様。娘の合格祈願に訪れた亀戸天神や谷保天満宮で昨春お目にかかったが、まさか学問の神様が善光寺に?

よく見ると脇の柱に「牛に引かれて善光寺参り」(*)と書かれたプレートが貼ってある。なるほど、これがあの牛だったのか。

(*)たまたま起きたことがきっかけとなって導かれ、思いがけない縁が結ばれることのたとえ。また、身近な人に同行して、初めてのところへ出かけたり、思いもよらない体験をするたとえ。(コトバンク)