久しぶりに年末の横浜。大林組が進めている「OYプロジェクト」(柱・梁・床・壁などの地上の主要構造部をすべて木材とした日本初の高層純木造耐火建築物の建設)を見たその足で象の鼻パークへ。
すぐに視界に入ってきたのは大さん橋に停泊する豪華客船。目を凝らして見ますと船尾に大きく「飛鳥Ⅱ」と書かれています。
先日、職場でたまたまクルーズ船の話になったのですが、乗船したことがあるという先輩から「郵船の飛鳥はスゴイよ」と教わったばかり。
まさかここでお目にかかれるとは。「これがあの飛鳥かぁ」と思わず呟いてしまいました。遠目に見ても迫力十分です。
思えば、この横浜港でのダイヤモンドプリンセス号の集団感染がコロナ禍という悪夢のはじまりでした。あれからもうすぐ3年。飛鳥Ⅱの雄姿は、コロナ禍を乗り越えつつある社会の姿を象徴しているかのようにも映ります。
中華街へ足を伸ばすと、通りや店は若者や家族連れで賑わい、外国人観光客の姿も数多くみかけました。この調子で「ポストコロナ」の順調な船出が実現することを祈るばかりです。