紳士服大手のAOKIと高橋容疑者の贈収賄事件が連日報道されていますが、それにしても残念きわまりない不祥事です。
コロナ禍で賛否両論が渦巻くなか、今回の東京五輪は万難を排して開催されたわけで、関係者の方々のご苦労は並々ならぬものだったはず。
そうした現場で汗を流している人々の背後で、こんな卑劣なことが行われていたとは…。誠に恥ずかしく、みっともない姿を世界にさらしてしまいました。
高橋容疑者にせよ、青木容疑者にせよ、いずれもスポーツ界や財界で名を馳せた人物でしょうに。地位も名誉もカネも得た成功者なのに、なぜ晩節を汚してしまうのか。
78歳と83歳、この期に及んで二人の老人は一体全体なにが欲しかったのか?
いい歳をして理性が働かなかったのか?といった疑問は当然湧いてきますが、私の一番の疑問は、カネも地位も名誉もある人が更に求めるものは何か?ということ。
何か欲しいものがあるからこそ理性のタガが外れたのでしょうから。
あるいは、もしかしたら、彼らほど成功した人でも、いや成功したからこそ、金銭欲や名誉欲には際限がないのか?
昨日の読売新聞都内版のUSO放送が面白かったので転載します。作者は「赤シャツ」さん。
新スーツ
肩身を狭くし、袖の下を削除した
-AOKIホールディングス
(赤シャツ)
読売新聞都内版2022年8月24日