先日、東京都現代美術館で『坂本龍一|音を視る 時を聴く』を観たと書いた。荻窪から錦糸町までJR総武線で行き半蔵門線に乗り換えて清澄白河駅で下車。
美術館まで住宅街を抜けて歩くこと約10分。この間に自転車に乗って移動する人を何人も目にした。
下町に行くたびに「自転車が多いなぁ」と思う。なぜだろう…と考えながら歩いていたら、土地の起伏が少ないからだと今になって気づいた始末。
そう言えば30年前に初めてオランダに行ったとき、自転車の多さに驚いたことを思い出す。同じ頃に初めて訪れた北京にも自転車が溢れていたが、こちらは経済発展の遅れの象徴だった。