マンション管理人のアルバイトを始めて半年が過ぎました。これまで全く縁のなかった世界で「未知との遭遇」に日々戸惑いつつも、作業を通じて運動不足解消とストレス発散。
現場の仕事というのは、その日その日で完結し、明日に持ち越さない感じでいいですね。オフィスワーク時代は、四六時中どこにいても仕事がまとわりついていましたけれど。
不思議なことに、最近、町行く人の中から同業者を見分けられるようになってきました。風貌や時間帯などからなんとなく「この人はマンション管理人やっているな」とわかります。
荻窪駅なら7時、13時、17時前後の時間帯で、もし中高年の男性が、ブルゾンとデニムといったカジュアルの上下にリュックを背負っていたら、間違いなく管理人だと思います。
よく考えてみれば、マンションの数だけ管理人が居るわけです。杉並区内だけで1万4千棟超あるそうですから、少なくとも1万人くらいが区内のマンションに出勤しているかと。荻窪駅にもかなりの人数が行き交うでしょう。
これまでは、スーツ姿の人ばかり目に入っていたのですが、今はリュックの中高年が目に留まるように。同じはずの風景が、違って見えるようになるのもまた一興です。