ついに新紙幣

ついに新紙幣

娘の通信講座を一部キャンセルしたところ、返金は今どきなんと郵便為替。しかも、3万円足らずの返金手数料が744円というから驚きだ。

近所のゆうちょ銀行へ。窓口の男性は40歳前後だろうか、ずいぶん腰が低く接客上手で、私が現金を財布に収めるわずかな時間に一時払い養老保険のパンフレットを開いて商品説明を始めた。「たとえば60歳男性の場合でしたら、保険料はこちらで…」

「やっぱり自分は年相応に見えるんだなぁ…身分証明書を提示したわけでもないのに、その男性は見事に私の年齢を見積もったのだから…」

そんなことを思いながら、改めて手元を見ると渋沢栄一の肖像が!新紙幣との初遭遇で、なぜかトクした気分になった私。744円のストレスはすっかり消え去っていた。