毎年3月下旬から4月にかけて、新年度の「NHKテキスト」が書店に山積みされる光景を目にします。
語学講座を中心に、様々なラジオ講座が新しいカリキュラムになる(一部は再放送)ので、これを機会に受講を始めようという人も多いでしょう。
ですから4月号は間違いなく一番売れるはず。それが5月、6月とだんだん売上が減ってゆくはずです。いざ始めてみてもなかなか続かないですから…。
私もこれまで4月号だけ、あるいは5~6月号くらいまで頑張ったものの、その後が続かなかったことはよくありました。
語学では中国語、フランス語。他にも料理番組や福祉関係のプログラムなど、「よし、やるぞ!」と意気込んでテキストを買ったわりには断念するのも早かった。
それでも着実に続いているのは英語です。韓国語も英語ほどではありませんが堅調です。ちなみに今年度もこの2つは4月号のテキストを購入しました。
講座をオンタイムで聞くのが大変で、以前はタイマー付きの録音機器で番組を録音していました。でも今はインターネットのストリーミングサービスがありますので、その手間もなく大助かりです。
テキストも電子版がありますが、こちらは逆に紙のほうが便利。一覧性が高いし、書き込みもしやすいですから。
でもよく考えてみれば、こうして英語を「学ぶ」ためのデジタル技術がどんどん進化しているということは、AIの翻訳技術も同じように進化しているということですね。
やがてはスマホが同時通訳してくれる時代が来て、英語をコツコツと学んでいるのは一部のマニアだけになるかも?そんな未来はあまり来てほしくないですけれど。