久しぶりの京都。二日目の午後は嵐山から中心部に戻って、龍安寺、金閣寺と世界遺産のハシゴです。
嵐山から「嵐電」の名前で親しまれている京福電鉄のレトロな電車で龍安寺へ。約20分の乗車ですが、途中の鳴滝駅~宇多野駅間の約200mに「桜のトンネル」がありました。
線路両側にソメイヨシノが咲いていて、まさに花道を電車が進んでゆきます。ここでも桜を満喫。
意外なことに龍安寺の駅で降りたのは私たちだけでした。石庭で有名な世界遺産もさすがに平日の昼下がりは静かなのでしょう。
山門を抜けて「石庭」に向かいます。随所に案内板が立っているのですがそこには外国人観光客にもわかるよう「Rock Garden」という英語が併記されています。
石庭につくまでに数回「Rock Garden」の文字を目にしましたが、その度に思わずクスっと心の中で笑ってしまいました。Rockという英単語がなんとなくチグハグな感じで…。でも、ほかに訳しようが無いですね。
さて、この石庭、ご存知のように白砂の上に15個の石が置かれたシンプルなもの。その意味は見る人の自由な解釈にゆだねられているそうですが、私は石よりも綺麗に掃き整えられた白砂のほうに魅了されていました。
また、視覚障碍者用に石庭のミニチュア模型も準備されていて、それに触れることで石の配置や庭の様子がわかるようになっているのを見てとても感心しました。
次に訪れたのは金閣寺。いつ見てもあの黄金が目に飛び込んでくるときの「登場感」は強烈です。
たぶん初めて見たのは中学校の修学旅行だったと思うのですが、今日もまた、あの時と同じインパクトを味わいました。