久しぶりの京都。漢字ミュージアム、清水寺、円山公園を巡った後、夜は「二条城桜まつり」へ出かけることにしました。
春の恒例行事「二条城桜まつり」について,感染症対策を講じたうえで開催いたしますのでお知らせします。二条城には,早咲きから遅咲きまで約50品種300本の桜があり,カンヒザクラを咲き始めに,ソメイヨシノ,山桜,枝垂桜,里桜と,多種多様な桜をお楽しみいただけます。今年は,様々な種類の桜を御鑑賞いただくとともに,皆様に春の訪れを感じられる企画を楽しんでいただけるよう,例年よりも期間を延ばして開催いたします。期間中の夜間には,桜のライトアップや歴史的空間を活かしたプロジェクションマッピングのほか,体験型のコンテンツも御用意し,お越しいただいた方を幻想的な世界に誘います。
世界遺産 元離宮二条城HPより
晴天のもと自然光でみる桜に勝るものはありませんが、漆黒の空を背景に輝く夜桜も、また違った趣がありとてもきれいでした。
写真に収めるより肉眼で見て頭に焼き付けるのを好む私も、敷地内に広がる圧巻の夜桜を前に、スマホのシャッターをきる手が止まりません。
ところで、二条城と言えば、1867年(慶応3年)二の丸御殿の大広間にて、15代将軍徳川慶喜が大政奉還の意思を表明したことでも有名です。
わずか155年前に、自分が今いるこの城から明治維新という大転換期が始まったと思うと、何とも感慨深い気持ちになります。
激動の明治、大正、昭和、平成そして令和。科学技術の進歩は目覚ましく、社会のしくみや人々の価値観は大きく変わり、人類は大きな進歩を果たして来たかのように見えますが…。
出入口の東大手門。外堀にかかる橋にはウクライナの国旗の色である青と黄の照明灯が並んでいました。一刻も早い停戦を祈りつつ、私たちは城を後にしました。