「庭園美術館@目黒」を後にした私たちは再び目黒駅に戻り、行人坂を下って雅叙園へ。お目当てはホテル内にある百段階段。
「百段階段」とは通称で、ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたり、1935年に建てられた当館で現存する唯一の木造建築です。食事を愉しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。
ホテル雅叙園東京HP
夏休み期間ということで、ちょうど「極彩色の百鬼夜行」と題したエキシビションが行われていて各部屋や階段のスペースは様々なアート作品や照明などで鮮やかに彩られていた。
これはこれで見ごたえはある一方で、装飾が邪魔して「竜宮城」の素顔がよくわからなかったのは少し残念。今度は何もイベントが開催されていないタイミングで来てみたい。
ところで、庭園美術館と同様、「昭和の竜宮城」と呼ばれる百段階段の存在も、私は最近まで全く知らなかった。雅叙園は部下の結婚式で来たこともある…。東京は広くて深い。