最初はあまり盛り上がってない？なんて思っていたパリオリンピックだが、結局最終日まで連日テレビに釘付けだった。
ひた向きに戦う選手たちの姿は本当に美しい。メダルを勝ち取る瞬間の感動、そしてそれと同じくらい心を動かされる敗退シーン。自分もバレーボールをやっていたのでイタリアに惜敗した男子バレーの試合には泣いた。
そんな戦いに敗れた選手達への誹謗中傷がSNS上に氾濫しているというから残念だ。誰より無念であろう選手に向けて言葉の暴力を浴びせる神経が理解できない。
昭和の頃、プロ野球の試合などで選手に対して「ヤジ」がさかんに飛ばされたものだが、令和のSNS攻撃と比べればずいぶんと健全に思えてくる。それはたぶんヤジが「匿名」ではなかったからだろう。