命にかかわる暑さともなれば節電どころではない。7月も終わろうとしているが、節電の呼びかけは殆んど聞かなかったように思う。
以前は「エアコンの設定温度は28度にしましょう」などという声を頻繁に聞いたように思うが、最近は「ためらわずにエアコンを適切に使いましょう」になった。
テレビで熱帯夜を乗り切る方法を専門家が解説しているのを見たら、エアコンは「できれば一晩中つけっ放しにして、設定温度も個人差はありますが24~28度に」と言っていた。
つまり、当たり前のことだが、身体を壊してまで節電するのは本末転倒であり、逆に言えば昨今の暑さは尋常ではないということだろう。
そうは言っても、電気の無駄遣いは減らさなければいけない。こまめな消灯など、暑さ対策に影響のないところで出来ることも多い。
西新宿の地下通路では「動く歩道」が休止中だった。素晴らしい!一方で、地上の高層ビル群では夜遅くまで照明が煌々と灯り、上着が必要なほど冷房が効いている。まだまだ節電の余地はありそうだ。