善意に支えられ
添乗の仕事を終えた帰り道、夜8時過ぎ、自宅手前10メートル、高齢者がでうずくまっている。「大丈夫ですか?」と声を掛けると「大丈夫です、少し休んだら帰れますから…
ありふれた日常から考える
添乗の仕事を終えた帰り道、夜8時過ぎ、自宅手前10メートル、高齢者がでうずくまっている。「大丈夫ですか?」と声を掛けると「大丈夫です、少し休んだら帰れますから…
毎月届く特養からのお知らせ。母の暮らしぶりや体調などを知る貴重な情報源だ。最近届いた10月号に目を通して驚いた。「掛け算の問題を20問出したらスラスラと答えて…
半年ぶりに妹と母の面会へ。認知機能、身体能力ともにゆっくりと坂を下るように衰えつつあるが、概ね穏やかに暮らしているようでひと安心。幸い個室にも移れたので快適な…
杉並区から「杉並区長寿祝い品(90歳のお祝い)」が母宛に届く。封書の中には区長名のお祝いメッセージと商品券が入っていた。区では長寿の節目の一つとして90歳にな…
母が特養に入所して15カ月。引き続き浴風会の皆さんの手厚いケアに“おんぶにだっこ”である。お陰様で平穏な毎日を過ごせている模様で、とにかく感謝しかない。 数日…
連日の猛暑で身体が溶けてしまいそうだが、一方で暑さに鈍感になっているような気もする。これは暑さに慣れた結果なのか、それとも加齢とともに暑さを感じにくくなってい…
今年に入って3度目の母との面会。妹と二人そろって行くのは半年ぶりだ。 昼食前の11時すぎ、“いつもの場所”に姿が見えない。すると「いま事務所にいらっしゃるので…
卒寿を迎えて何故か見違えるように元気を取り戻した母だが、わずか1週間余りで再び骨折した。 金曜日の夜、施設から電話が入り「本人が強い痛みを訴えたので整形外科を…
母が卒寿を迎えた。小さなプリザーブドフラワーを持って施設へ。壁際のいつもの場所に車椅子で佇む母に歩み寄る。 きっと、今日もこちらが一方的に話しかけて終了だろう…
母が特養に入所して9カ月が過ぎた。浴風会の皆さんの手厚いケアに“おんぶにだっこ”で、こちらは日を追うごとに「施設まかせ」になるばかり。正直なところ少々後ろめた…