訂正する力(東浩紀 著)
新書コーナーで表紙を見て衝動買いしてしまった本。表紙と同サイズの帯も目を引いた。出版社の販売戦略にも“してやられたり”。 日本にいま必要なのは「訂正する力」で…
ありふれた日常から考える
新書コーナーで表紙を見て衝動買いしてしまった本。表紙と同サイズの帯も目を引いた。出版社の販売戦略にも“してやられたり”。 日本にいま必要なのは「訂正する力」で…
歳をとると自ずと「老い」をテーマにした本に関心が向く。本書の副題でもある「長い老後をいかに生きるか」などと、すぐに答えの出るはずもない問いを日々考えながら。 …
「ことば」そのものに興味がある私にとって、本書は知的好奇心を大いに刺激してくれた。 言語とは実に不思議なもの。本書の副題は「ことばはどう生まれ、進化したか」だ…
昨年7月の小欄で紹介した『評価と贈与の経済学(内田樹 岡田斗司夫FREEex 著)』を読んで「経済の原点は贈与にある」と学んだ。 「贈与」に始まった人間の原始…
歳とともに「老い」を実感し、それについて考えるようになり、それに関する本に思わず手が伸びる。本著もタイトルに惹かれて思わず手が伸びた一冊だ。 2年前の小欄で『…
本著はZ世代の息子からの推薦図書。インドを訪れた友人に薦められて読んだそうだ。今から30年前の1993年に発表され、翌年、毎日芸術賞を受賞した作品。 遠藤周作…
「火のおこし方から、イカダの組み方まで」という副題がついた本書は少年時代の私にとってはバイブル的な存在だった。 もし、水道やガスが止まっても、山奥に一人放り出…
ご存知の通り第169回芥川賞受賞作品。妻が「職場で勧められ、スタッフで回し読みしている」とのことで、私も便乗させてもらって読んだ。 ハードカバーながら96頁と…
人類の経済活動にブレーキをかけなければ地球がもたない。私たちは気候変動がもたらす環境危機の時代を生きている。 その危機を乗り越えるためには、資本主義を終わらせ…
本書はZ世代の娘からの推薦図書。そうでなければ、私が自ら進んで手に取ることはなかった作品だろう。実は読破できるかどうか不安だったのだが、一気に読み終えてしまっ…