私の本棚

寿命が尽きる2年前(久坂部羊 著)

タイトルに惹かれて思わず手に取った一冊です。「2年」という何とも微妙な時間設定。 「老い」や「死」を忌み嫌い、むやみに抗ったり遠ざけたりしても何も良い事はない…

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忘却の力(外山滋比古 著)

外山先生といえば有名な著作が「思考の整理学」。私も十年以上前、書店の文庫本に巻かれた「東大・京大でいちばん読まれた本」の帯に釣られて思わず買ってしまいました。…

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都々逸っていいなあ(小野桂之介 著)

先日の小欄で書いた「都々逸(どどいつ)」についてもっと知ろうと手に取った本です。 昔から私は「語呂合わせ」や「キャッチコピー」の類が大好き。その延長で俳句や短…

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原節子の真実(石井妙子 著)

同僚から「最近B面が充実しないのですが、どうしたらよいと思いますか?」と相談を受けたときの話を小欄で書きました(「A面とB面」2021-09-13参照) 「B…

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ガラスの50代(酒井順子 著)

本著は2019~2020年にかけて講談社のWebマガジン「ミモレ」に連載されたコラムが書籍化されたもの。表題からもわかりますように50代の女性の心を描いたエッ…

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象の背中(秋元康 著)

たしか15年ほど前だったと思います。たまたま出張で乗った飛行機で本作の映画をみました。役所広司、今井美樹、井川遥と私の好きな俳優さんが出ていたこともありまして…

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大衆の狂気(ダグラス・マレー著)

人種差別撤廃の運動や、女性の権利獲得に向けたフェミニズムくらいまでは、私もそれなりに理解・共感できます。 しかし、昨今のLGBTに関わる社会運動に至っては正直…

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点と線(松本清張 著)

松本清張の推理小説としては最初の長編として有名な作品。列車の時刻表を駆使した犯罪ミステリーです。 特に今年は日本で鉄道が開業して150年ということもあって、T…

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葉っぱのフレディ(レオ バスカーリア 著)

落ち葉の季節になると、この絵本を思い出します。葉っぱが生まれてから、地面に落ちて土にかえるまでの物語。 この本はアメリカの著名な哲学者レオ・バスカーリア博士が…