がんになってわかったお金と人生の本質 (山崎元 著)
山崎氏の歯に衣着せぬ論調がけっこう好きだった。直球でガンガン勝負してくる投手みたいで、気持ちがいい。本著は「癌という病気を自分の条件にしたときに、私が何を考え…
ありふれた日常から考える
山崎氏の歯に衣着せぬ論調がけっこう好きだった。直球でガンガン勝負してくる投手みたいで、気持ちがいい。本著は「癌という病気を自分の条件にしたときに、私が何を考え…
トランプ大統領の登場以来、陰謀論という言葉がずっと気になっていた。陰謀論とは何か?なんとなくわかっているようで良くわからない。そんな折、幸運にも本著に出合い「…
城山三郎氏の大ファンである私だが、エッセイを読んだのは本著が初めて。城山氏の文章には小気味よいリズムがあるなぁと改めて思った。この軽快なリズムは小説ではもちろ…
男を描く桜木紫乃の筆が好きだ。この人は、男よりも男の寂しさを知っている。人生をたっぷりと経験してきた人間たちの、「大詰め」を写し出す短編集だ。遠藤秀紀(解剖学…
数十年ぶりに城山文学の代表作の一つである「落日燃ゆ」を再読した。東京裁判で絞首刑となった7名のA級戦犯のうち、広田弘毅(元首相・外務大臣)は唯一の文官であり、…
このところ受験勉強に追われ、読書からずいぶん遠ざかっていたが、久しぶりにタイトルに惹かれて手にした本著を一気に読み終えた。著者は経営という視点で仕事、勉強、恋…
人生で一番大切なのは記憶(良い思い出)であり、それは経験することで得られる。価値ある経験を心身ともに健康で感受性の高いうちにせよ、そのためにおカネを使え、そし…
フランスの社会学者ジャン・ボードリヤールの『物の体系ー記号の消費』を引いて「浪費と消費の違い」について論じた国分氏の論文を、たまたま娘の教科書で目にした。浪費…
親の介護には知らん顔だった兄弟姉妹が、相続の段になったら突如権利を振りかざしてくる。相続が争族となる。しかも、日本の法制度では介護を引き受けた人間は圧倒的に不…
食品会社の生産部門に勤務していた頃、同じ部署で親しかった先輩に勧められて読んだのが柳田邦男氏の『マッハの恐怖』(新潮文庫1986年)だった。 「巨大技術文明の…