DIE WITH ZERO(ビル・パーキンス著)
人生で一番大切なのは記憶(良い思い出)であり、それは経験することで得られる。価値ある経験を心身ともに健康で感受性の高いうちにせよ、そのためにおカネを使え、そし…
ありふれた日常から考える
人生で一番大切なのは記憶(良い思い出)であり、それは経験することで得られる。価値ある経験を心身ともに健康で感受性の高いうちにせよ、そのためにおカネを使え、そし…
フランスの社会学者ジャン・ボードリヤールの『物の体系ー記号の消費』を引いて「浪費と消費の違い」について論じた国分氏の論文を、たまたま娘の教科書で目にした。浪費…
親の介護には知らん顔だった兄弟姉妹が、相続の段になったら突如権利を振りかざしてくる。相続が争族となる。しかも、日本の法制度では介護を引き受けた人間は圧倒的に不…
食品会社の生産部門に勤務していた頃、同じ部署で親しかった先輩に勧められて読んだのが柳田邦男氏の『マッハの恐怖』(新潮文庫1986年)だった。 「巨大技術文明の…
高校生のための現代思想エッセンス「ちくま評論選」—これは、娘が学校の授業で使っている教科書なのだが、とても面白いので時々借りて読ませてもらう。 プロローグを内…
本書は「積水ハウス地面師詐欺事件」をモチーフにした小説。昨年、Netflixでドラマ化&配信もされている。 あの積水ハウスが「地面師」に55億円超もの大金をだ…
著名な医師と生物学者という二人の「オジサン」が本音で語る対談集。覇気を失いつつあるニッポンの中高年男性諸氏へのエールのような本だ。 ネットに上げたら炎上しそう…
面白そうなので書店で手に取ったけれど、買って読もうとまでは思わず、図書館に予約を入れたら数百人待ち。そんな“話題の”新書がようやく予約から1年を経て順番が回っ…
中野氏の本は『どうする財源』『奇跡の経済教室』に続いて3冊目の紹介。著者には同氏に加え佐藤健志、施光恒、柴山桂太の論客3氏も名を連ねており、彼らによる対談や論…
『どうする財源』・『奇跡の経済教室』(中野剛志 著)を通じでMMTにハマった私は、『MMTとは何か』(島倉原 著)も読んだうえで、本丸である本著――“第一人者…