会社でLGBTQ研修を受けた。マンション管理も広義の接客業ということだろう。住民の方々とのコミュニケーションや、パートナー業者とのやり取りなどでも「多様性を尊重するマインドを忘れずに」という主旨だった。
講師は20代で、ご自身もLGBTQの確かBだと言っていたが、見た目はいたって普通の若手男子であった。
それにしても何かとややこしい世の中になった。LGBTQのみならず、○○ハラといた様々なハラスメントなどへの配慮で、日常の発言や行動は萎縮する一方である。
資料にケースと称してこんな事例が紹介されていた。
最近、女性(に見える方)と同じ部屋に入居した女性(に見える)へ、「お二人はご友人ですか?」と聞いた。
これはNG。なぜなら、カップルかもしれないからという。なるほど、見た目だけで性を判断してはいけないのだ。
では、どうすればよいか。原則は聞かない、聞く場合も「差し支えなければ、○○の理由で情報が必要なため、お二人のご関係を教えていただけますか?」が正解だと学んだ。