塩尻10:54発の中津川行きは3,000m級の山々の麓に刻まれた木曽谷を抜けて名古屋に向かいます。あいにくの雨模様。
この中央線に何度か乗ったことがある妻から、沿線に「寝覚の床」という名所があると聞いていました。
「寝覚の床」とは…
中山道の景勝地として、また木曽路のランドマークとして親しまれてきた奇勝。寝覚の床は昔も今も、旅人の心に刻まれます。(上松町観光サイトより)
上松駅を出ると間もなく車窓から見えるとのことで、私も前の席に座っている女性にならって動画に収めようとスマホを構えるも…。
川の曲がり具合と進行方向との兼ね合いで、「寝覚の床」は進行方向にむかって右斜め後ろに突如出現!しかも、わずか数秒だったでしょうか、遠くに小さく見えるだけでした。
(今日の写真は私が撮影した「寝覚の床」で行きたかったのですが、別の方が撮った映像を拝借)
さて、途中駅(名前を忘れました)で外国人の団体が10名ほど乗って来ました。たぶんオランダ人です。こんな山奥まではるばるいらっしゃるとは…。
体格のいい彼らのおかげで二両編成の車内は、急に狭くて窮屈かつ騒々しくなりました。
中津川には定刻通り12:54分に到着。ここでオランダ組は「特急しなの」に乗り継ぎ。私が乗るのは快速名古屋行き。
出発まであと20分ありますので、改札を出て駅の周りをちょっとだけ散策することにします。(明日へつづく)