先週の木曜日、朝7時過ぎに荻窪を出発し、日暮里から常磐線で土浦を越えて羽鳥(茨城県小美玉市)へ。前日に買った「青春18切符」で行くことにしました。
この日は我孫子で昼食の約束があるので、その前に羽鳥まで足を伸ばしてから我孫子に戻ることにしたのです。
羽鳥には食品会社時代に新入社員研修で勤務した工場があります。近くの旅館に寝泊まりしながら、ひと月くらい勤めました。あれから35年たった工場の今の姿を見たいなぁと。
荻窪7:11発、中央線で新宿、山手線で日暮里、最後に常磐線を乗り継ぎ羽鳥9:37着。各駅停車で車窓の風景を眺めながらのんびり行くのはいいものです。
ラッシュアワーの中央線快速では、車内に漂う「現役感」に満ちた空気を久しぶりに肌で感じました。
スマホでメールチェックする管理職風の男性、資格試験が迫っているのか参考書を必死に読み込む若者、昨晩は送別会でもあって遅かったのか座席で爆睡するスーツ姿の女性…。
自分はちょっと場違い…と思いきや、背後で、これから温泉旅行にでも出かけるのか、初老の夫婦の楽しそうな会話が聞こえてきまして、少しほっとしました。