「年が明けると急に時の流れが早くなるように感じますね?」とよく言われます。そういえば「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」という言葉が口癖になっていた職場の先輩がいました。
私は毎度その先輩に「そうですね…」と半ば同意しつつも、「一月はむしろ時の流れが遅くなる」と感じていました。これは師走の慌ただしさの反動によるものかもしれません。
ちなみに、この言葉はもともと「一月往ぬる二月逃げる三月去る」といったそうです。昔から人々はこの感覚をもっていたということなのでしょう。
二月は日数が少ないですし、三月は年度末ということで何かと忙しい。ですから「逃げる」、「去る」は私も実感するのですが、一月の「行く」は未だにどうもしっくりきません。
一月は朝「布団から出るのが辛い日」が続くからなのかもしれません。今日は大寒、往ぬる一月あと十日。皆様くれぐれもお身体ご自愛下さい。