日米の製薬企業が共同開発した「認知症の治療薬」がFDAに迅速承認されたというニュースを見ました。早期のアルツハイマー病患者に投与すれば、その進行を遅らせることができるとのこと。
薬の名前はレカネマブ。なんとも覚えにくい名前です。日本サイドは製薬大手のエーザイ。日本でも早急に申請し、年内承認を目指すそうです。
ちなみに、現在認可されている認知症の薬で代表的なものは「アリセプト」「レミニール」「メマリー」の3種類。私の母も一時期これらのいくつかを試していました。
しかし、あまり効果がみられず今は服用を止めています。そもそも、何をもって「効果あり」と判断するのか大変難しいですし、副作用も少なからずありますので。
認知症に限らず、脳の病気はまだまだ「わからないことだらけ」のようです。それでも今回のように、治療に向けた歩みが少しずつ前に進んでいるのはとてもありがたい。患者やその家族への大きな希望になります。