ふだん食器を洗った後は自然乾燥し、その日のうちに片付けます。油汚れがひどい場合など、たまに食洗器を使うこともありますが、基本的には手洗い。
速く乾かしたいので、すすいだ後はよく水を切ってから調理台やIHなどの空いたスペースに間隔をあけて置いたり、食洗器の中に(スイッチは入れないまま)置いたり。
最近気付いたのですが、お皿は、そのまま平らに置くより、立てて置いたほうがはるかに速く乾きます。
平らに置いたほうが、なんとなく水分が蒸発しやすいようなイメージを持っていたのですが、とんでもない思い違いでした。
たぶんこれは重力のおかげかと。平らに置くと、水は重力に逆らえず、その場に鎮座。しかし、立てかけて置けば、重力に引かれて下に落ちてゆく。
重力のパワーを思わせるもう一つの例は、なわとびのカロリー消費量。僅か数センチのジャンプを繰り返すだけなのに、ジョギングよりもエネルギーを消費します。これはジャンプという「重力に反する動き」には物凄いエネルギーを要するという証。
私も学生時代にやっていたのでわかるのですが、ジャンプ動作の多いバレーボールも動きが少なそうに見えて結構エネルギーを消耗する競技です。
ところで、加齢と共に進む顔の「たるみ」も、重力のしわざです。長年にわたって地球に引っ張られていたために筋肉が徐々にたるんで下がってしまうというわけです。
そういえば「履歴書に貼る顔写真は、床に横になって上から自撮りするんですよ。そうすると、少しだけ若く写りますから!」と、こっそり「重力対策」を明かしてくれた女性がいたのを思い出しました。