とっておくバカ

とっておくバカ

たまたま新聞の書籍広告に和田秀樹氏の『老後に楽しみをとっておくバカ』というタイトルを見つけた。

主に50代をターゲットに書かれた本のようだが、題名だけで中身の想像がつく。定年まで待たずにやりたいことは今からはじめたほうがいいというメッセージだろう。私も大賛成。

これを見て「酒もタバコも女もやらず、100まで生きた馬鹿がいる」という都々逸を思い出した。

どうも私たちは「楽しむこと」は「楽(ラク)すること」であり、従って「あまりよくないこと」みたいな感覚に縛られがちだ。

しかし、今まで頑張って来たのだから、晩年はそんな呪縛から自分を解放したほうがよいと思う。