(昨日のつづき)
新幹線の「0」は総武線同様ホームへの埋め込み表示。この標識も私は知らずに何度も踏みつけているはずだ。

次にJR東海の管轄となる東海道新幹線の18・19番線へ。プラットホームの有楽町寄り最先端のところに第4代国鉄総裁 十河信二(そごう しんじ)のレリーフが立っている。

「新幹線の生みの親」と呼ばれ東海道新幹線の建設を実現した人物である十河の碑が、どうしてこんな外れの端っこで人目に触れない場所にひっそりと建てられているのか。
その背景にある秘話を授業で教わっていた私たちはレリーフに刻まれた十河の座右の銘とされる「一花開天下春」(花が1つ開くのを見て春の訪れを知る)を感慨深く見つめた。