相場の格言に「辰巳天井(たつみてんじょう)」というのがある。うさぎ年で跳ねた相場が、辰年や蛇年で昇り竜のごとく上昇し天井に至るという意味。
年明けの株式市場は、まさにその格言をなぞるかのようにバブル後最高値を更新し、好調なスタートを切った。新NISA開始や円安なども追い風になっているらしい。
しかし、この急上昇はちょっと怖いと感じる。その根拠は何もないが、なんとなくバブル崩壊の再来があるような気がしてならない。
なので、今年は「ほったらかし投資」で15年以上保有した株を一旦売却するつもりだ。相場の格言に「休むも相場」というのもある。