母がお世話になっているグループホームからも値上げのお知らせが届きました。ついに介護施設にも来たか…。物価高の波が社会の隅々にまで到達しているのを実感します。
案内によると、家賃を4月から21%値上げ、電気代は(こちらは実費ですが)30%増の見通しとのこと。ホーム長から手紙が届き、電話でも平身低頭「何卒ご理解ください」と。
電話を頂いた私も「まぁまぁ頭をお上げください」とは言いませんでしたが、そんな気持ちで「このご時世では仕方ありませんよね~」と。
そもそも認知症の母には、介護施設を変更するという選択肢は非現実的でありますから、目の前の現実を受け入れるしかありません。
ただ、幸い母のような社会的弱者への支援は手厚いのも事実。既に政府から昨夏に臨時特別給付金10万円の支給があり、今年1月には物価高騰支援給付金5万円もいただきました。
この支援金で今回の値上げによる向こう1年間のインパクトが全額とはいきませんが7割程度は相殺されます。
一方の年金は「マクロ経済スライド」とはいっても、物価上昇率には到底及ばない増額。先行きの不安感は拭えないままです。