(昨日のつづき)
サッカーになぞらえて言えば、60歳で前後半90分終了、65歳までは延長戦、その先はPK戦みたいなものでしょう。
もうすぐ還暦ということは、もうすぐ90分が経過してホイッスルが鳴る。その後は5年間の延長戦ですから、ここで「やり切る」わけです。
65歳からはPK戦ですから、作戦も何もありません。一応の「寿命」に達したわけですから、いつ死んでもおかしくない。まさに「サドンデス(※)」なのです。
だから、例えば「100歳まで生きると仮定して必要な資金計画を立てる」みたいなことはしません。臨機応変に1日1日を生きながらえばそれで良しです。(明日につづく)
※サドンデス(sudden death)は英語で「突然死」「急死」を意味し、スポーツの試合で延長戦でどちらかが得点した時点で試合終了となる方式