今年は喪中のお正月。年賀状のほかにも、正月飾りやおせち料理は控えることに。お年玉は微妙ですが、もはや宗教的意味合いは希薄ですからよいでしょう。
初詣では思案中です。お寺であれば問題無し、神社も神道の忌中期間である50日間を過ぎていればよいが神社によっては例外もあるらしい。
ただ、そもそも仏教、神道ともに信者ではありませんので、これらのことに関してはあまり深く考えていません。
将来の事は神頼みで神社に出かけ、死ねば仏の習わしに従うという、よく考えてみればずいぶんと奇妙な風習の中に私たち生きています。
ただ、こうした風習に従わないと、けっこう大変です。まず親戚から賛同を得られないのが普通でしょう。
そうは言ってもこうした冠婚葬祭に関する風習には時代に合わないものも多いと思います。現にコロナ禍でそうした贅肉のような部分が削ぎ落され、それで良しという空気も醸成されたのでは。
要は個人の死生観の問題だと思います。もちろん、とても繊細な問題であり正解はありませんが、少なくとも「何も考えずただ風習に盲従する」のはやめたほうがよろしいかと。