先日の『人生案内(読売新聞)』に30代女性から「自分に何の価値があるのか?皆が何のために生きているのか?」という興味深い相談が寄せられていた。
それに対して哲学者の小川仁志さんが「ルーマニアの哲学者シオランの考え方が参考になる」とアドバイスしている。
シオラン???調べてみると、最強のペシミズム、ニヒリズム思想を持つなどと評されている。彼に言わせれば、「人生に意味などない」そうだ。
つまり「人生に意味など求めるな」ということらしい。そうすれば苦悩することはなく、自由に生きられると。
なるほど、妙に説得力がある。人生に意味がないなら、日々の活動だって当然何の意味もない。ましてや、こうしてブログを書くことなど…。
そう考えたら、毎日ここに拙い文章を書くことがますます気楽になった。