たまたま広告で見た本のタイトルはDIE WITH ZERO。帯には大きく「ゼロで死ね」と書かれている。著者は米国のファンドマネージャー ビル・パーキンス氏。
お金とは、人生の幸福度を高めるためのツールにすぎない。それは、自らのライフエネルギーを仕事に注いだ対価として得られる「ご褒美」であり、死ぬまでに使い切らなければ、働いた時間さえも無駄になる。
Forbes JAPAN
お金は貯め込まず、死ぬまでに使い切るべし。自分の「経験」を豊かにするために惜しみなく投資せよといったことが書かれているそうだ。
「死ぬまでにお金を使い切る」のは理想的だ。私もそれが目標。しかし、難しいのは「自分がいつ死ぬのかわからない」こと。ならば、守銭奴は困るが、無理してお金を使い切る必要もないだろうと思う。
貯金は「安心」をもたらす。「経験」を得るのも大切だが、お金の心配をしないですむ「平穏な時間」も価値があるだろう。
面白そうな本だが、この種の本は借りて読めば十分。さっそく図書館で予約したら順位は330番だった。読むのはどんなに早くても2年先になりそうだ。