先週のこと、岸本葉子さんのエッセイを読んでいたら、同氏の脱水症状体験談が書かれていた。脱水になると「めまい、頭痛、食欲なんてとうてい出ぬほど気分が悪い」らしい。
このくだりを読んだ瞬間「もしかして、先月から私を悩ましている片頭痛は脱水症状かも?」という小さな衝撃が脳裏をかすめる。
自分は今まで脱水症状を体験したことがない人間だと信じていたから、この片頭痛(「忘れた頃にやってくる」参照)が脱水症状ではと疑ったことは微塵もなかった。
それに、そもそも、脱水で頭痛が起きうることを、今の今まで全く知らなかったのだから、肩を回したり、首をストレッチしたりはしても、水を補給するという発想は皆無だ。
確かに私は水をあまり飲まない。夜中トイレに起きたくないから就寝前の摂水も控えてしまう。そのせいか、朝起きると口がカラカラに乾いていることが。
そういえば、最近は夜中に頭痛で目が覚めることが何度かあった。これは水が効くかも!という思いが沸々と湧いて来る。
金曜日の朝5時、目覚めとともに頭痛の予兆あり。口はカラカラだ。コップ一杯の水を飲んでみたら、それから調子が良い。その日は終日こまめに水分補給。水、効いているかも!