桜の標本木

桜の標本木

千鳥ヶ淵で桜を堪能し、戦没者墓苑で献花をした後、靖国神社を参拝した。靖国神社にはほぼ毎年来るも、桜の季節に来たのは久しぶりだ。

先日テレビのニュースで「桜の標本木」が話題になっていたのをふと思い出したのでちょっと探してみる。

たくさんの桜が咲き乱れる境内にあって、その木だけは周りに人だかりができていたのですぐに見つかった。

東京ではこの標準木が5~6輪以上花をつければ気象庁が開花宣言する。この木はその「大役」をもう50年以上担い、しかもそのパフォーマンスは落ちていないとのこと。

尤も、そのために木の手入れをしている人々のご苦労は相当なものだろう。老木の活躍の陰に周囲の手厚い支援有り。「老木」を「老人」に読み替えても真なり。