昨日「向精神薬」について書いた。読みは「こうせいしんやく」だが、私は「こう」の字をてっきり「抗」だと思っていた。またしても「間違って覚えていたこと」の発覚だ。
薬といえば抗生剤(こうせいざい)は「抗」だからてっきり同じ字かと…。たまたま新聞記事で「ネット初診で向精神薬」という見出しが目に留まったおかげで誤りに気付いた。
ちなみに血圧を下げる「こうあつざい」と呼ばれる薬もあるが、これは「降」圧剤。さすがにこれは間違えることはなさそうだが。
ところで、前回の「子ども日本語教室」では再び「質問攻め」のMくんを担当。たまたま雑談のなかで「血」の話になったので「血という漢字を書ける?」と聞いたところ…。
得意げな表情でペンを取り、ホワイトボードに「血」と書いてくれた。続けてもう一つ「皿」とかいて「これはサラ」とつぶやく。
私の様子をうかがうMくん。「血と皿はよく似ているから、間違いないようにね」と言わんばかりのドヤ顔だった。