日曜日の朝刊には書評が載るので、書籍や雑誌の広告が多い。昨日の一面に『青春18きっぷで巡るおとなの冬旅』(宝島社)のそれを見つけた。
富良野線や土讃線などおススメのプランが紹介されているとある。そう言えば冬の18切符は昨日が有効期間の初日だった。
さて、12/4の小欄「大糸線」で、私も冬旅に出かけると書いた。まずは荻窪と糸魚川を往復すべく、糸魚川駅近くの宿も手配した。
しかし、今回はなぜかもう一歩踏み出す気分にならない。なぜだろう。各駅停車に乗ってボーっとするのは楽しいはずなのだが。
冬の一人旅、しかも日本海となると、なんだか石川さゆりの演歌みたいで妙に切ない。結局、宿はキャンセルした。
ここ数日、季節外れの暖かい日が続いているが、出かけようという気分にならない。どこか身体の具合が悪いということもないのに…。
まぁ、そんな時もあるということで、しばらくは「時のすぎゆくままにこの身をまかせ…」。